「グッドファイト」は、アメリカの弁護士事務所を舞台としたドラマです。
本国でヒットし、シリーズ化されています。
このブログでは、NHK総合で放送された、海外ドラマ「グッドファイト シーズン1」のあらすじと見どころを紹介します。
「グッドファイト1」あらすじ
ドラマには、主要な登場人物が数人います。
ダイアン・ロックハートは、自分の弁護士事務所を持つ、ベテランの白人女性弁護士です。
資産もあり、引退して、悠々自適の生活を送るはずでした。
しかし、金融詐欺に合い、投資していた財産を失ってしまいます。
金融詐欺に合ったことだけでも、ショックなのに、自分の弁護士事務所に残ることもできず、仕事を失ってしまいます。
他の事務所の就職も断られ、シカゴの弁護士事務所、レディック・ボーズマンに移ります。
レディック・ボーズマンは、黒人弁護士を多く抱える弁護士事務所です。
そんな事務所に職を得たダイアン・ロックハートは、今までのキャリアを生かして、次第に、新事務所で、実績を上げていきます。
大規模な投資詐欺事件の犯人とされるのは、ダイアンの元の事務所に入職した、マイヤ・リンデルの父、ヘンリー・リンデルです。
ヘンリーは逮捕され、収監されますが、巧みに家族と友人を欺こうとします。
父親の投資詐欺に巻き込まれてせいで、職を失うマイヤ・リンデルは、名付け親のダイアンの計らいで、レディック・ボーズマン事務所に入ります。
マイヤは新事務所で働き始めますが、母親の浮気や父親の嘘、世間からのバッシングで、精神的に、参ってしまいます。
そして、マイヤは、父親をかばったせいで、自分自身も、偽証罪に問われます。
マイヤの弁護をするのは、レディック・ボーズマンの黒人女性弁護士、ルッカ・クインです。
若くしてやり手、検事補のコリンと恋愛関係になりますが、別れることに・・・
第一シーズンの最終回では、保釈されていた、マイヤの父、ヘンリー・リンデルが逃亡し、マイヤに嫌疑がかけられるところで終わっています。
「グッドファイト1」の登場人物と見どころ
マイヤ・リンデルと家族の問題
ドラマの前半部分では、投資詐欺が、マイヤの父、ヘンリーが起こしたものかどうか不明瞭なまま、マイヤは、詐欺師の娘として扱われ、ひどい仕打ちを受けます。
マイヤの母と、ヘンリー・リンデルの兄弟との浮気が発覚したり、レズビアンであるマイヤの私生活が暴かれたり、FBIに攻撃されたり、マイヤは、詐欺の犯人ではないのに、おとしめられます。
しかし、マイヤが、あらためて、過去を振り返ると、なんとなく、父親の投資が怪しいと感じていたのは、否めません。
マイヤは、保釈された父親の自殺を止めたのに、父親は、自分の自由のために、逃亡します。
罪を償わずに逃亡した父に、マイヤは不信感をいだきます。
父、ヘンリーは、もし自分が逃げれば、娘が刑務所に入るかもしれない、ということを知りながら、、逃亡しました。娘を裏切り、親としても最低です。
この事件の結末は、シーズン2に持ち越されます。
ダイアン・ロックハートの活躍と苦悩
ダイアンは、元々、自分の弁護士事務所で、トップとして、長年、仕事をしてきました。
投資詐欺事件をきっかけに、自分の事務所を追われ、以前は、法廷で敵同士だった事務所に移ることになります。
ダイアンは、新しい事務所で、裁判にかかわりながら、自分の居場所を見つけていきます。
黒人弁護士が多い中で、白人で女性のダイアンが、頭角を現していく姿が、おもしろいです。
マイアの名付け親でもあるので、マイヤを心配し、助けになろうとします。
不倫した別居中の夫との、苦いエピソードも出てきます。
ルッカ・クインとその他の人々
アソシエイトで、マイヤ・リンデルの弁護士のルッカ・クインは、野心のある若い女性です。
検事補のコリンと強気の駆け引きをしますが、一時は、恋人になります。
彼らの関係は、シーズン2で、新たな展開になります。
「グッドファイト シーズン1」の中では、事務所のトップ、エイドリアン・ボーズマンと、共同経営者、バーバラの経営戦略や、裁判での勝ち方なども描かれています。
また、ダイアンの秘書から、事務所の調査員になりたかっているマリッサなど、個性あふれるキャラクターが登場します。
物語は、そのキャラクターを生かしたストーリーで、裁判の場面や、調査の仕方や、駆け引きを交えながら、テンポよく展開します。
また、法廷の問題の他に、ハイテクを使った調査やSNSでの中傷など、現代の問題も浮き彫りになります。
海外ドラマ「グッドファイト1」まとめ
グッドファイトのシーズン1は、アメリカの弁護士事務所を舞台とした、弁護士ドラマです。
法廷ドラマでもあり、ヒューマンドラマでもあり、見ごたえのある作品になっています。
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