早めに就寝しても、寝付けない夜。
地震は起きました。
関東周辺は、震度4。
東日本大震災から、10年、あの日を思い出しました。
停電や飲料水、地震への備えは、大丈夫でしょうか。
寝付けない夜は地震?
ストレスが溜まっているときなど、寝付けないことがあります。
神経が、過敏になってしまうせいでしょうか。
すでに、起きてしまったことで悩んだり、明日のことが心配で、眠れなかったり。
不眠症は、だいぶ改善しましたが、時々、理由もなく、寝付けない日があります。
2021年2月のある日
早めに床に入ったのに寝付けず、時間だけが過ぎました。
すると地震が!
東日本大震災が頭をよぎり、部屋の戸を開けて、様子を見ていました。
変な横揺れが、かなり長く続き、おさまりました。
テレビをつけると、東北沖が震源の大きな地震が起きていました。
仙台のテレビ局の映像が映り、その大きな揺れの映像を見て、不安になります。
また、津波がきたら、どうしよう。
こんな夜更けに!
しばらくすると、震源が、陸地と離れていたせいで、津波は来ないとのことでした。
ほっとしました。
関東近辺は、震度4でした。
地震が来る前は、寝付けないことが多いです。
夜中に目が覚めて、眠れずにいると地震が発生したり・・・
時々、自分が動物だな~と思う瞬間です。
東日本大震災から10年のあの日
10年ぶりの大きな地震で、思い出しました。
東日本大震災の日のことを。
あの日は、仕事が休みで、2時半ごろ、出かける予定でした。
しかし、なぜか「行かなくてもいい」という気になり、自宅の2階にいると、突然大きな揺れが!
最初に思ったのは、「とうとう来たか」ということでした。
いつかは来ると思った大地震が、ついに来たのです。
あわてて逃げようとし、階段から落ちて死ぬのは恥ずかしと思い、椅子に座っていました。
だんだん揺れが激しくなり、立てない状態で、棚から、CDケースが床に落ちるのを見ていました。
「あ、落ちる」と思うのですが、動けない。
この期に及んで、物が心配になるのも変ですが、落ちそうになれば、拾いたくなります。
長い揺れが収まった後、自宅の1階に行きました。
ガスや電気をチェックしていると、近くに住んでいる親せきが来て、小学生の子供が帰ってこないとのこと。
母親が探しに行っている間、自宅で待機していました。
当の子供は、友達と、「おもしろい」と言いながら、揺れを楽しんでいたようです。
それを知ったときの親たちは「心配かけて!」と怒り狂っていました。
たまたま、学校の帰り道に地震に遭遇したので、現実感がなかったようです。
親だけを家に帰して、親が気持ちを落ち着かせる間、子供たちを預かっていました。
家の中の点検もあるでしょうし。
そして、テレビをみていると、津波が!
濁流が流れているのを、あっけに取られて、見ていました。
どうすることもできない!、今も、その映像が、目に焼き付ています。
その後、無残に散乱した、がれきの山の映像を見ることになるとは、その時は、想像がつきませんでした。
東日本大震災の日は、本当に、出かけなくてよかったな、と思いました。
電車が止まったので、出かけていれば帰れないし、地震の状況もわからず、もっと不安になっていたはずです。
自覚症状のないところで、地震予知が働いたようです。
地震で起こる停電と水の備えは
幸いにも、東日本大震災時に住んでいたエリアでは、停電はおきませんでした。
台風などの時、短時間の停電はありましたが、長時間ではありませんでした。
住居の損壊がなかったとしても、ひとたび、停電になると大変なことになります。
普段は、気づきませんが、停電になると、水道も止まります。
飲料水や調理用だけでなく、お風呂や洗濯もできなくなるので、悲惨です。
停電になった人たちに、体験談を聞いておいたおかげで、停電が起きた時は、すぐに、水道水を汲んで、飲料水を確保します。
電気が消えても、しばらくは、水が出ます。
2~3日分くらいの飲料水は確保できるので、停電になったら、すぐに水の準備です。
飲料水がないと、スーパーなどに人が殺到するので、少なくとも2日分の水の確保が必要です。
それ以上長くなった場合は、給水車などに頼らなくてはなりません。
トイレなども大変なことになりそうですが、あまりに心配するとストレスがたまるので、起こったときの対処方法を、頭に入れておくようにしました。
震災から10年は、長いようで短かった
今回の地震は、東日本大震災の余震とも言われています。
10年経って、余震?
プレートが少しずつ動いているなどの理由で、大小、様々な地震が発生しています。
被災した方々には、長く辛い10年だったと思います。
大きな被害がでなかった地域では、年々、記憶が薄れてしまい、備えも忘れかけていました。
本当にひどい地震が来たら、多少の備えなどは役に立たないかもしれませんが、あらためて、知識を仕入れて、備えをすべきと思いました。
まとめ
寝付けない夜に起きる地震。
東日本大震災から、10年が経ちました。
あらためて、地震への備えを考える日々です。
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